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社員トーク 高田種苗のお仕事

高田種苗のお仕事について、フレッシュなお二人にお話を伺いました。

  • 男性
  • 上野 允希(うえのまさき)

    食品部 / 入社2年目

  • 男性
  • 渡邉 悠也(わたなべゆうや)

    種苗部 / 入社3年目

  • 入社のきっかけとこれまでの経緯

  • 比較的出張の多い会社

  • ー本日は宜しくお願いします。
    まずは自己紹介と普段の業務内容を教えてください。
  • 渡邉:

    渡邉と申します。今年で入社3年目です。
    種苗部に属してまして、一番メインでやっていることは
    日本の総代理店を務めておりますオランダのライク・ズワーンという
    会社が育種・開発した野菜品種がレタス、トマトとか
    まあ色々様々あるんですけど、そういったものを
    国内に広めていくために日々営業をしています
    主に私は関西エリアの営業活動をメインで行っています。

  • 上野:

    上野と申します。今年で入社2年目です。
    私は食品部に所属しておりまして、主に豆類全般を扱っております。
    特に丹波の黒大豆ですね、これをメインに扱っておりまして、
    全国の量販店さん、生協さんをメインに販売しております。

  • ー営業ということは、お二人とも普段は
    あまり事務所にはいらっしゃらないのでしょうか?
  • 渡邉:

    出ずっぱりということもなく、事務所で事務仕事の日もありますし、
    僕自身がオランダのライク・ズワーン社の営業以外にも
    地元の農協の担当もしたりしてるので
    例えばトラックで土とか配達したりすることもあります。
    社内で出荷作業とかもたまに一緒になってやったりすることもあります。
    営業だけじゃなくて、割と色んなことに首を突っ込んでいるので、
    社外に出ていることは多いかもしれません。

  • 上野:

    比較的出張の多い会社ではありますね。
    今コロナ禍ということもあって、なかなか外には出られないので、
    近辺の営業回りが多いです。
    多ければ月に半分くらいは大阪府外に出ている感じですかね。
    地域に拘らず、全国をまわっています。

  • 仕事をしてる男性
  • 実務と勉強の両輪でスキルアップ

  • ーおふたりの入社の経緯・きっかけを教えてください。
  • 渡邉:

    私自身が新卒ではなく中途採用で入ってるんですけど、
    大学では農学部に入っていて、当時から自分で
    畑で野菜作ったりしていました。
    大学を卒業して入社した前職が農業生産法人で、
    畑での作業や農業をしてました。
    そこを退職した後に国内の種の動きとか、品目によっても品種って
    様々あるので「どういった品種がどこの地域で強い」だったりとか、
    種苗の勉強を本格的にしたいなということもあって
    種苗会社をメインに転職活動をしている時に高田種苗を見つけました。
    ここの会社は国内だけではなくて海外にも種を販売したりもしていて、海外の種を仕入れたりもしてるので国内だけでなく
    海外の種の動きなども勉強できるということも含めて、
    自分にとってもスキルアップになるのではないかなと思って
    今の会社に入社をさせて貰った経緯です。

  • ー特に業務の中で面白いと思うことは何でしょうか?
  • 渡邉:

    僕自身が基本的に畑で作業するのが
    すごい好きっていうのがあるんですよね。
    でも一応営業なので(笑)、お客さんのところへ行って、
    畑でお話しすることもあったり、お客さんと一緒に畑で作業する時も
    たまにあるので、実務をしながら勉強もできるみたいな感じですよね。
    玉ねぎの品種の開発の試験も上司と一緒に畑に行って収穫調査とか
    毎年させていただいているので、実務を兼ねての勉強が出来るって
    いうのは、良い経験になるなと思いますね。

  • 上野:

    私は昔からパン好きということもあって、
    学生時代から全国の美味しいパンを求めて旅したりしていました。
    前職も食品関係の仕事でした。
    小麦粉とか雑穀関係を扱っておりまして、
    全国に営業をしているんですけれども産地に
    訪問することも結構ありまして、特に北海道が多かったんですけど、 その中で豆の産地を巡っているうちに
    豆に特化した仕事をしてみても面白いのでないかなと思って
    検索してみたところ、大阪で豆と言ったら高田種苗、ということで
    今回転職しました。

  • 男性
  • 高田種苗の日常

  • スケジュールは、自分で決める。

  • ー実際入ってみて、元のイメージと違ったことはあったりしますか?
  • 上野:

    今までスーツを着て営業回りが中心だったんですけど、
    高田種苗では普段着、もしくは作業着で産地へ出向いたり選別したり、
    そういった作業が多くていろんな経験ができているかなと思います。

  • ー1日の流れを教えてください。
  • 渡邉:

    朝は始業が9時なんですけど、出社時間もまちまちです。
    私は8時半くらいですね。
    早い人は出社して、朝メールを確認したりとかっていうのがあって、
    日によって外に出るってなったら午前中から出て、
    午前午後でお客さんのところ回って来ることもあれば、
    午前中だけ回って帰ってきて午後事務作業したりとか。
    基本的には各営業がスケジュールを決めています。

  • 上野:

    そうですね。私もだいたいそんな感じなので、
    日によってスケジュールはバラバラですね。

  • ー年間のスケジュールで忙しい時期はいつでしょうか?
  • 上野:

    豆に関しては年末ですね。お正月のおせちですね。
    この時期は部署とか関係なくみんなでやるような感じですね。
    普段は豆の出荷は豆の人たちで回すんですけど、
    11月・12月はもう全員で取り掛かるみたいな感じになっちゃうので。

  • 渡邉:

    種の方は正直ここがめちゃくちゃ忙しいっていうのは
    特にはないんですけど、担当先とかにもよるかもしれないですね。
    例えば、ライク・ズワーン社だけで言えば正直年間通して
    この時期が忙しいっていうのは無いんですけど、
    農協の担当もいたり、苗屋さんに種を卸す担当を持ってる方が僕含め
    3人ぐらいいて、苗屋さんに種の提案とかをしないといけないので、
    種まきの時期に合わせて動いていたりしますね。
    苗屋さんって基本的にいろんな品種をたくさん持つので、
    その出荷作業とかにすごい追われるので、そういった人は春頃。
    あと、秋も忙しいですね。

  • 談笑している人たち
  • 生産者さんと関わる楽しさ

  • ー普段のお仕事でやりがいを感じることを教えてください。
  • 渡邉:

    ライク・ズワーンの営業っていうのは、
    お客さんがこういった品種を探していますといった話を伺った上で、
    こっちで品種を見繕って「これちょっと作ってみてください」
    みたいな感じで、試作を経てからのお客さんの採用という流れなんで、やりがいを感じるのは一番はやっぱり採用していただいた時ですよね。
    採用までに時間がかかるので、決まった時には喜びもひとしおというか。
    品目にもよるんですけど、トマトとかだったら
    正直1年に一作二作くらいしかできないので、
    長いこと試作でフォローした上で採用ってなった時は
    やりがいはすごいありますね。

  • 上野:

    私も渡邊さんと似ていて、私の場合は、北海道の産地です。
    高橋さんという農家の農場指定の小豆の商品がありまして、
    年に1回高橋さんを訪問するんですけれども、
    高橋さんは生産する側なので実際どういった商品ができて、
    消費者からどういう反応があるかっていうことは
    あまり知られてないので、そういったことを話しますと、大変喜ばれます。実際の市場の反応を生産者さんに伝えるっていう事に
    やりがいを感じますね。。

  • ー普段工夫している事や意識していることはありますか?
  • 渡邉:

    生産者の方と「とにかく連絡を取る」ことでしょうね。
    何回も連絡を密にとって、農家さんっていったら
    お年を召した方が多いですし職人気質だったりで
    コミュニケーションには気をつかいます。
    例えば連絡の間隔を開けすぎると、
    「なんで連絡せーへんねん」みたいな方も結構いたりするんですよ。
    「俺はもうええんか」みたいな(笑)。
    だから、生産者の方とは密に連絡をとって、
    スピーディーに関係性を築かないといけないです。
    農家さんも、初訪問の際はライク・ズワーン自体を知らないので。
    農作業もあるので、「朝何時に俺作業するから午後何時に来てくれ」みたいな。
    それだけで1日のスケジュール変わっちゃうので。
    だからそこは臨機応変にやってるみたいな感じですかね。

  • 上野:

    難しいですね。 大手さんと一緒で生産者さんとコミュニケーションを取ることは 重視してますね。
    あと、うちが仕入れてる産地以外でも、全国たくさん出張に行きますので、その都度、産地の圃場を観察したりしてます。

  • ー生産者さんって、何人くらい同時並行で抱えてますか?
  • 上野:

    豆の方は生産者はたくさんいるんですけど、
    農協さんを介して購入してますので普段は農協担当の方が
    中心となっています。
    年に1回生産者会議の時とかは20人〜30人くらいいますね。

  • 渡邉:

    僕は忘れない様にエクセルに県ごとに
    お客さん誰々がおるみたいなので、訪問したらその日に
    エクセルにまとめて何日に訪問してこんな話をしたみたいなのを まとめないと、ごちゃごちゃになっちゃうので、
    このお客さん前何したっけ?とかなったら
    それは生産者の方に失礼もあるのでまとめるようにしてますね。
    訪問する度に。

  • 種苗
  • 今後の目標

  • ー今後の目標があれば教えてください。
  • 渡邉:

    僕はライク・ズワーンを知ったのもこの会社に入ってからですし、
    実際品種数っていうのも物凄くて、何百種類とかあるので
    その辺の勉強もやりながらの営業ではあるんですけど、
    エリアもまだ関西だけっていう状況なのでもう少し全国的に
    色んなところを回りながら、各地の産地の勉強もして
    もっとスキルアップしたいって感じですね。
    あとは、高田種苗が育成・開発をしている玉ねぎの、
    自分はまだ試験だけしか関わらせていただいていないので、
    こちらももっと勉強して品種開発の方にも
    関わっていけたらと思っています。

  • 男性
  • ー具体的にどういったことがスキルアップになるのでしょうか?
  • 渡邉:

    品種のことを喋るのは、
    正直カタログに書いてあることを喋ればいいだけなんですけど、
    どうしても野菜って生き物なので例えば時期、天候とかによって
    普通に作ってても作れなかったりすることも多々あるんですね。
    そういった時に、「こういうふうに改善した方がいいよ」とか、
    アドバイスしようと思うと半端じゃない知識が必要なので、
    どの品目に対してもスラスラ喋れるようになりたいなと思っていますね。

  • 上野:

    私の場合は、丹波黒大豆とか小豆とかは
    一般的でよく知られているんですけども、
    日本全国で知られていない豆っていうのはたくさんありまして、
    そういった豆を広めていきたいっていうのがありますね。
    元々パン業界詳しいのですが、パンに使われている豆って黒豆パンのフィリング等に使用されるのですが、あんまりパン業界では豆って使われないんですね。
    それではもったいないので、
    パン業界に対して豆の色んな使い方をご提案して、もっと原料として
    使っていただけるような活動をしていきたいと思います。

  • 全体写真
  • 高田種苗で働きませんか?

  • 自由と責任の両輪

  • ー入社を考えている方へのメッセージをお願いします。
  • 渡邉:

    自由度は高いですね。
    自分の考えで動きやすいのはありますね。この会社は。

  • ー男性の方が良いとかあるのでしょうか?
  • 渡邉:

    種苗部は去年から2人女性が入社して、
    それまでは営業は全員男だったので、初めて昨年女性が入ってきて、
    種苗の方は女性の営業部これから増えて行くんかなっていう感じでは
    ありますかね。豆の方は男性だけだよね?

  • 上野:

    豆は力仕事がどうしても多いので、
    体を動かすことが好きな女性なら歓迎です(笑)

  • ー自由度が高いとのことですが、なぜその自由度が保てるのでしょうか?
  • 上野:

    社長の考え方なんだと思います。
    変に縛ってしまったら視野が狭くなってしまうという意味で。

  • 渡邉:

    新しい所とか行った時は、一応上司に報告はするんですけど、
    基本は行く前に「こういうところに行こうと思ってるんですけど」
    みたいな報告をして、「行ってきてください」みたいな感じなんですけど、もう各々で探して電話するなりなんなり。
    一応こういうことがありました、という報告はするんですけど
    そこに対して、間違ったことがあれば指摘はもらいますけど、
    自分の考え方自体にはあまり指摘は受けないですね。
    「その考えは違うと思う」みたいなことを言われるのは少ないとは思いますね。

  • 上野:

    まあ「とりあえず行動しろ」っていう感じですかね。

  • 談笑している人
  • ーノルマがきついとかそんなのは無いんですか?
  • 上野:

    数字はもちろんあって、「前年対比何%」とか目標を作るんですけど、
    達成しなかったところでそこまで厳しい追及はないですけども、
    もちろん営業なので達成はしないダメですよね。

  • 上野:

    自由度が高いがゆえに、数字出なかったら何しとってんってなるんで、これが例えば上司と一緒に何かをするってなったら、
    みんなの責任みたいな感じで分散されるんですけど、
    自分が勝手に動いてる上で何も結果がなかったらそれって、
    その1人の責任なんで、それもあるから結構各々がしっかりやるという感じでしょうか。
    勝手に動いた上で数字出せんってなったら、
    そりゃ上から怒られるので、それもあってプロ意識じゃないけど、
    真剣にっていうか、より頑張るというか。

  • ーいつから自由なんでしょうか?
  • 渡邉:

    入社した瞬間から、ですかね(笑)
    僕の場合は、まずは農協からスタートしたんですけど、
    農協って1年通して行事やイベントが色々あるんですよね。
    それを1年通して教えてもらって、
    基本的には1年間は一緒にやるみたいな。
    2年目からはじゃあ任せる。
    で、分からん事あったら聞いてみたいな感じですけどね。
    種苗部は多分そんな感じだと思います。

  • 上野:

    元々高田種苗の募集している人材っていうのが、
    何かしらの経験者っていうのが特徴かもしれません。
    園芸関係に詳しい人もいれば、農場経験者もいますし、
    私も雑穀業界を経験してますし。
    自立している人たちの集まりなのかもしれません。
    だから基本的な高田種苗のシステム、高田種苗の方針を覚えたら
    もう1人立ちできるというような感じですかね。

  • 作業している男性
  • 畑作業が好きな人は向いてます。

  • ー高田種苗に向いている人、向いていない人はどんな人でしょうか?
  • 上野:

    向いてないっていう意味では、スーツ着て営業で
    お客さん回りだけしたいっていう方には向かないですね。
    必ず作業が付いてきます。

  • 渡邉:

    そうですね、営業という文字だけで入ってきて
    畑仕事はやりたくないって人には絶対向かないと思いますね。
    向く人は、うーん、畑作業が大好きな人ちゃいます?笑
    豆にせよ、種にせよ多分畑には行きますもんね。

  • 上野:

    ただ単に商品を仕入れて売りたいっていうよりも、
    豆の場合は6月の初めから11月頃の収穫まで一通り見れますので、
    そういった一連の流れもみた上でモノを販売したい方に向いてますね。
    農業、園芸が好き、食品が好き、畑作業が好きといった
    ご自身の興味関心を大切にしてそれを活かせる人に
    ぜひ活躍していただきたいと思っています。